9月の制作活動では十五夜をモチーフに,ハサミやホッチキスなどの道具を使ったり,糊を塗る,折り紙を破るなど直接手を使ったりして素敵な作品つくりに挑戦しました(^-^)
手順書(9枚)を見ながら,さっそく作っていきます。手順書は見通しを持って活動に参加できるので,とても大切にしています!ただ,9枚という量を見て不安になったのか,「やらない!」と言い出す子どもさんもいました(^_^;) 実際に作り始めると,「大丈夫そうだ!」と思ったのか,最後まで活動に参加することができました!!糊が苦手な子が多いかもな・・・と予想していましたが,意外とどの子どもさんも平気な様子でした(^-^) ハサミはみんな大好き!自分の方へ切り進めたり,持ち手の親指が下を向いてしまったりと色々な課題がありますが,これから経験を重ねていきたいと思います。最後は出来上がった作品を持って,写真撮影(≧◇≦) とってもかわいい作品が出来上がりましたよ!「続きを読む」から他の写真も確認してみてくださいね!
6月は父の日・母の日にちなんで,ファミリーデイのプレゼント制作を行いました!
活動はハサミを使って折り紙の短冊を一回切りすることや,指を使って糊を塗布することが組み込まれていて,目と手の協応動作の向上や触覚系の慣れをねらいとしています。
また,流れの見通しを持つことができるように全体用の手順書だけでなく,テーブルのめくり式手順書も準備をしました!
はさみはどの子どもさんも好きなようで,サクサクと作業が進みます!年齢の低い子どもさんほど,はさみを持つ手の親指が下にきてしまう傾向があり,食具の使い方との強い関連を感じました。
糊の活動は,反応が様々です。糊をどの指ですくえばいいのか戸惑っていたり,大量にすくってしまったり,はみ出た糊が気になって仕方なかったり,逆に全く気にならなったり・・・という感じです(^-^) その都度,手本(手添えや写真カードも含めて)を見せたり声かけを行ったりして支援しました。
手順書はとっても有効でした!自分で手順書を追ったり,「今どこ?」と職員に尋ねる姿も見られましたよ(^-^)
「続きを読む」から他の写真も確認してみてくださいね!
12月の制作活動(久しぶりの制作活動でした!)は,手形でサンタさんを作りました(^-^)
感覚遊びも兼ねていて,まずは紙粘土をコネコネして楽しみます!粘土も柔らかくなったところで,サンタさんになるように,手の平を絵の具で着色していきます。これは独特の感触だったようで,何とも言えない表情の子どもさんがたくさんいました(笑)手が汚れるのを嫌がる子どもさんも多いのですが,洗うとすぐにきれいになることを実際に見せたり,手拭きを近くに置いたりすることで,安心して活動に取り組むことができていました!粘土に手の平を押し付けるときは職員が補助をしましたが,グッと押し込むような動作は体幹を強化するのにも役立つ動きです。継続的に取り組んでいきたい動きでもあります(^-^)
出来上がったサンタさんの,なんとかわいいこと!子どもたちの手が本当に一人ずつ全然違って,見ていてとてもほっこりした気持ちになりました!
さて,本年のブログの更新は今日までです。
年明け1月5日の更新をお待ちくださいね!
皆様,よお年をお迎えくださいませ。
6月の制作活動は,大きめのビーズを使用してストラップを制作しました(^-^) そう!父の日のプレゼントです♪
いわゆるヒモ通しの活動では,指先の巧緻性,集中力,想像力が養われます。指先を使う活動では,ビーズをつまんだり,ひもを支持してビーズの穴に通したりと,左右の手が違う動きをすることで,スムーズに指先や手首のコントールができるようになっていきます。指先と脳の関連性は高いと考えられており,指先を使うことで脳に様々な刺激を与えることができるのです。
また,目と手の協応動作のよい訓練にもなります。この協応動作は様々な場面で使われている力で,例えばボタンを掛けたり,学校で板書をノートに書き写したり,靴ひもを結んだりと日常生活には欠かせないものです。
子どもたちは,よく集中して作業に取り組むことができました!大変だったひも通しですが,出来上がったストラップを見るととても嬉しそうで,達成感や自己肯定感を持つことができたのではないかと思います(^-^)
「続きを」読むから他の写真も確認してみてくださいね!
5月の制作活動は,端午の節句にちなんでカブトのシール貼りと,母の日へ向けてプレゼント作りを行いました。
カブトのシール貼りでは,指先の巧緻性を高めることができます。
母の日のプレゼントは,写真たてのフレームにタイルを張り付けていくものです。
まずは,綿棒にボンドを付けます。適量と言われる量感を身に付けてほしいねらいがあります(^-^)
次は,タイルにボンドを塗ります。ここでは,子どもたちの動作を実況中継します。「ぬりぬり」「ちょんちょん」など,擬音語を意識して子どもたちの動作を言語化することに努めました。
最後は,フレームにタイルを貼り付けていきます。この場面では,子どもたちの個性が光りました!
フレームの中には,子どもたちのにっこり笑顔の写真を入れてプレゼントの完成です(^-^)
子どもたちも,自分の作った作品をみてとても満足そうでした(^-^)
「続きを読む」から他の写真も確認してみてくださいね!
王道は凧あげでしょうか(^-^)はぐくみハーモニ―でも凧あげを楽しむべく,1月の制作活動は凧つくりでした。
午前の部の子どもさんは,風をつかみやすいように袋凧。午後の部の子どもさんは,ビニルシートにストローで骨組みをして,いかにも凧らしい形です。子どもたちはペンを使って凧に絵付けをしました(^-^)
さて,凧に絵付けをする際,描く場所によって両方の手を使い分けている子どもさんを見かけることがあります。その様な子どもさんの多くは,正中線を越える動きが苦手だと考えられます。正中線とは身体の中央にある縦の線のことです。正中線を越える動きは,例えば,右手で左足のつま先を触る,左手で右耳を触るというような動きのことで,このよう動きが右脳と左脳等の連携を促してくれます。すると,道具をスムーズに使えたり,自分の考えをうまくまとめられたり,また,本をスラスラと読むことができたりするようになるのです。
ですから,絵を描く時もできるだけダイナミックに,肩を大きく動かすような言葉掛けに努めているところです(^-^)
凧あげの様子は,次回紹介させてくださいね。
「続きを読む」から,他の写真も確認できますよ!
明けまして おめでとうございます。
令和5年を迎えました!卯年にあやかり,大きく飛躍できるような一年にしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたしますね(^-^)
さて,12月の制作活動はクリスマスにちなんで,靴下のバッグ作りでした!午前の部では,雪や雪だるまの顔,ボタンなどをシールで貼っていきます。午後の部では,雪だるまの胴体を糊で貼る作業も加わります。主に指先の巧緻性を高めるねらいがあります(^-^)
特に糊を使う場面は,糊をすくう量感だったり,塗りたい場所に指を運んだり,その糊を必要な部分まで指で塗り広げたりと,目と手の協応動作も養われます。このような活動は,今後学校で板書をノートに書き写す作業などにつながっていきます。
さあ,かわいい靴下バッグができあがりました!同じ材料だけど,それぞれ違う仕上がりなのがとてもいいですね(^-^)
でき上ったバッグには,12月最後の利用日にプレゼントを入れて持ち帰ってもらいました!
「続きを読む」から,他の写真も確認してみてくださいね(^-^)
10月の園外活動で拾ってきたまつぼっくりが,11月の制作活動でミニツリーに変身です!!
今回の活動には,綿棒を使ってボンドを塗る作業を通して,手指の巧緻性を高めていこうというねらいがあります(^-^)感覚的な部分(ベタベタ感)にアプローチをする,指で直接糊を塗る作業との違いの部分でもあります。また,意図した部分にボンドを塗ったり飾りを配置することで,目と手の協応動作の訓練にもなります!
それぞれに飾りつけをしていく子ども達ですが,中にはボンドの色が白いことが気になってしまう子どもさんいました。「完成したら透明になるよ」と伝えましたが,試作品(具体物)を見せればさらに伝わりやすかっただろうと反省したところでした。
細かい作業でしたが,どの子どもさんもよく集中して取り組んでいたように思います(^-^)
完成した作品は持ち帰っておりますので,ぜひご自宅に飾ってクリスマスを楽しんでいただけたらと思います!
「続きを読む」から,製作の様子を見てみてくださいね!
10月の制作活動は,ハロウィンのバッグを作りました(^-^)先日お伝えした親子お楽しみ会で,クイズ用紙や筆記用具をしまうのにも活用したんですよ!
今回の活動には,カボチャの顔パーツを組合せることでボディイメージの向上を図ったり,糊の感触や量感を感じたり,午後の部の子どもさんはハサミを使用することで手指の巧緻性を高めたりするねらいがあります。
糊をすくう場面では,多すぎたり少なすぎたりすることがよくあります。支援者も思わず「これくらいの量がいいんだよ!」と端的にフォローしてしまいがちです。すると,子どもさんによっては「怒られた・・・」と感じてしまい,落ち込むことがあります。この様な時は,適量をすくった指と,多(少な)すぎる量をすくった指を両方見せて,「どっちが糊がはみ出さずに(紙が剥がれずに)塗れそう??」と聞いてみます。すると,子どもさんは自ら考え選択することができます。同時に,作業に対する満足度や自己肯定感も高まると私たちは考えています(^-^)
仮装も楽しみながら,かわいいバッグが完成しましたよ!
「続きを読む」から他の写真も確認してみてくださいね(^-^;
さて,少し前に制作活動でサカナやイカ・タコを作った様子をお伝えしました。今回は,その後のサカナ釣りの様子をお伝えしたいと思います(^-^)
ブルーシートを海に見立て,お友達と一緒に作ったサカナ達を泳がせてサカナ釣りのスタートです!
狙ったサカナに向けて竿を伸ばします。どの方向にどれだけ腕を伸ばせば狙ったサカナに届くのかという,空間認識が養われます。それと同時に,身体の動かし方も刺激されます。釣れたサカナを竿から外す時には,指先を使うので手指の巧緻性も高まります。午後の部のでは,最後は釣れたサカナの数を数えました。指差しをしながらしっかりと数詞と実際の数を対応させていきます。特に年長の子どもさんは就学を見据えて,数に親しむ機会を増やしているところです(^-^)
また,大きな集団が苦手な子どもさんもいますので,そのような場合は小さなタライを使ってサカナ釣りを楽しみました!
とっても楽しい時間を過ごすことができましたよ(^-^)
「続きを読む」から他の写真も確認してみてくださいね!